【やめとけシリーズ3】「介護職 やめとけ」は本当か?

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ぼっち社長(求人ライター)

正社員やアルバイト、派遣、契約社員、日雇いなどさまざまな働き方を一通り経験。「もっと自由に働きたい!」と感じ、フリーランスへ。現在は完全在宅の求人ライターとして活動してます。過去には人事採用担当としての勤務も経験。

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早いものでやめとけシリーズも第三弾!今回は介護職についてを解説します。

私も以前の介護職のイメージは「何となくきつそう・・」というイメージでした。

あなたの介護職への印象はいかがですか?

私の家族がまさに介護職で特養(詳細は本文で解説)で働いており、色々話を聞くことも多いです。

今回は介護職に興味あるけど、何となく躊躇してしまっている方に

介護職の仕事について諸々解説していきます。ぜひ参考にしてもらえると幸いです。

★介護職の仕事内容

勤務先や施設によって多少の差異はありますが、基本的にはいずれかの業務を行うイメージです。

  • 身体介護(食事や入浴、排泄、着替え、移動のサポート)
  • 生活の援助(掃除や洗濯、買い物などの日常のサポート)
  • リハビリテーションの補助
  • 利用者の健康管理 など

また働く施設については、下記が挙げられます。

  • 特別養護老人ホーム(通称、特養と呼ばれる施設。長期的な介護を行う)
  • デイサービス(デイの名前の通り、日中の活動をサポートする施設)
  • 訪問介護(介護スタッフが利用者の自宅を訪問するタイプ)
  • グループホーム(認知症の高齢者のための介護施設) など

同じ介護職でも、働く施設で仕事内容が変わってくるのは、介護業界ならではかもしれませんね。

待遇においても夜勤の有無や業務のボリュームも変わってきます。

★「介護職 やめとけ」と言われる理由4選

1.給料が割に合わないと感じる

厚生労働省のこちらの情報によると、1年目の平均年収は約336万円。

5年目になると約367万円、20年以上勤務して約445万円とのこと。

また日本人の平均年収が461万円(ソースは国税庁HPから)なので、長く働いてほぼ平均少し下くらいです。

上記の仕事内容を見た際に、割に合うor合わないと感じるかは個人差がありそうですね。

2.夜勤など体力的にキツイ

介護職は基本的にシフト制になります。また夜勤がある場合も珍しくありません。

業務内容的にも介護者を抱えたりするため、足腰の負担を感じるでしょう。

3.人手不足の影響が大きい

人手不足が顕著な業界の一つなので、1人あたりの業務負担が大きくなりやすいです。

実際に求人を出してみても100人閲覧して、数人くれば良い方の世界だったりします。

4.精神的なストレスを感じやすい

特に認知症など、コミュニケーションを取ることが大変な方や、介護者の家族からの意見やクレームがストレスと感じることも。

利用者からしても「高いお金を出してるんだから」という気持ちがあるのかもしれませんね。

★介護職として働くメリット

1.未経験歓迎の求人が多い

人手不足の背景から「経験は問わないから、とにかく人手が欲しい」という企業や施設が少なくありません。

そのため未経験OKの募集が多いので、介護職への参入ハードルが比較的低いと感じます。

その中で自分の納得のいく条件(給与や福利厚生、職場の雰囲気)などから判断していくのが良いでしょう。

2.職場の種類が豊富なので、転職もしやすい

介護職の職場は種類がさまざまで老人ホームやデイサービス、訪問介護など多くあります。

働く場所や時間帯も施設や勤務先により豊富なので、自身の働きやすいと思う時間や環境を選ぶことが可能です。

3.社会的な需要の大きい仕事(食いっぱぐれない)

施設や勤務先の選択肢が多いからこそ、介護業界→介護業界の転職先も豊富にあります。

また少子高齢化が進む現代の日本では、年々なくてはならない仕事として需要が増えている状況です。

ロボットやAIにより仕事の効率化が進んでも、人の温もりを求める方だっているでしょう。

「対人」の仕事だからこそ、手に職をつけて働ける一面もあります。

4.資格を取得で給料&キャリアアップが叶えやすい

元々、介護職には「介護職員初任者研修」またはその上位の「介護福祉士実務者研修」の資格が求められます(入社後に取得OKのパターンもあります)。

加えて、さらなる給与アップなどに繋げたいなら「介護福祉士」や「ケアマネジャー」などさまざまな資格を取るのもおすすめです(詳細について今回は割愛)。

これらの資格を取ることで1つにつき、月1万~2万円の手当が付くこともあります。

★どんな人が向いている?

◎相手に寄り添える人

仕事柄、相手の立場に立って介護を行うことで、利用者への信頼や社内の評判にも繋がりやすいです。

そのため思いやりがある、優しいと言われる方には向いている仕事と言えます。

また人とかかわるのが好きな方も向いているでしょう。

◎忍耐力や体力に強みを持つ人

体力的・精神的にハードと感じる場面も少なくありません。

しかし大変な分、社会的な意義や頑張った分だけ収入アップが目指せる環境です。

また昇格し、責任者ポジションになれば、実務的な業務が減り、マネジメント中心に携わることも可能になります。

◎協調性がある人

介護の仕事は多くの介護者を抱えているため、チームワークが大切な仕事です。

周囲のメンバーと上手く連携を取ることで、1人あたりの負担を減らしながら、効率的に業務を進めていきます。

★介護職の求人を見る際のポイント!

1.給与や待遇(福利厚生)

未経験募集の求人でも給与は企業・施設によりさまざまです。同じ業界だからと軽視せず、しっかり確認していきましょう。

またグループ企業の一つとして介護事業を行う会社もあるため、大手グループ企業であれば共通の福利厚生や手当が含まれることも。

少しでも「割の合う仕事」と思うためには条件面も大切になります。

2.仕事内容

具体的に何をするか記載されているかなど、仕事内容を見た際に自分である程度イメージできる内容かは個人的に大切だと思います。

どんなに待遇が良くても、思ってたよりハード過ぎた・・となれば仕事は続きません。

「ある程度イメージできる」であればOK。未経験でもすべて理解するのは正直無理です。

言語化(気になったことを質問できる)くらいまで詳細が書いてあるかチェックしましょう。

3.教育制度(特に未経験)

人手不足が顕著な業界なので、規模の小さい施設などは、教育が十分ではない可能性があります(他の業界にも言えることですが・・)

「どんな内容の研修か」「研修期間はどれくらいか」「一人立ちまでのイメージ」は確認しておいて損はありません。

4.休日日数

シフト制であることがほとんどかとは思いますが、年間休日は企業によって多少の差があります。

またどれくらい希望通りの休みが取れるかなどもチェックも必要。

さらに月の残業時間も知っておくと、入社後の生活リズムもイメージしやすいです。

5.離職率(または平均勤続年数)

正直、人手不足な業界や職種は、細かく求人に載せていないところも多いです。このあたりは面接時に聞いてみましょう。

またどんな人が長く勤めているかなどが聞けると、自身の向き不向きの参考になりますよ!

★求人サイトを利用するなら特化型!

介護職のような専門要素の強い職種でも、大手求人サイトに掲載されています。

しかし、介護専門の求人サイトと比較すると、そこまで求人数は多くありません。

そのため個人的には、大手求人サイト+介護職に強みを持つ特化型の求人サイトを併用するのがおすすめです。

◎転職サービスの一例

優良なサービスを探すのは面倒!という方に、ここでは介護関連の求人に強みを持つ転職サービスを紹介します。

【★カイゴジョブ】

カイゴジョブは株式会社エス・エム・エス(上場企業)が運営する介護士求人検索サイトです。

約60万人の会員(介護士の3人に1人相当)が利用する国内最大級の規模を誇っています。

完全無料で、あなたの状況に合わせて(資格の有無など)、

感覚的に登録できるのもポイントです。

「まずは登録だけして、情報収集から・・」「とくかく、今すぐ転職したい!」という方もOK。

仕事内容や待遇の詳細が知りたいという方は、上記のリンクやバナー、下記からでも確認できます。

まとめ

今回は「介護職 やめとけ」は本当か?について解説しました。

介護職は確かにキツイ面もあり、やめとけについては、

あながち間違いではないかもしれません。

しかし、高齢化が進む現代において欠かせない仕事です。

また資格取得によるキャリアアップができます。

さらに社会貢献度も高い、立派な仕事だと思います。

介護業界も機械化が進んでいる施設もあるので、

今後はもっと働く環境も改善されるのではないでしょうか。

今なら未経験歓迎の求人も多くあるので、

興味のある方はチャレンジしてみるのも良いと思います!

あなたの就職・転職活動を陰ながら応援しています。ファイト!

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