学校を卒業後、勤めていた会社の退職後など
フリーターとして働くタイミングは人それぞれですが、
共通しているのはやはり将来への不安ではないでしょうか?
「このまま今の働き方を続けるか」「正社員として働き方を変えるか」
私も悩んだ時期がありました。
そこで今回はフリーター・正社員のそれぞれのメリットから難易度、
正社員求人の探し方まで一通りを解説します。
◆フリーターのメリット
1)自由度が高い
「いつ働くか・何時間働くか」など、ある程度自身に裁量がある場合が多く、
週5日8時間(以上)勤務という、いわゆるフルタイムで必ず働く義務もないので
自身の時間を確保しやすいのは大きなメリットではないでしょうか。
2)大きな責任を求められない
勤務先にも寄りますが、正社員と一緒に働くような職場であれば、
作業はスタッフ、管理は正社員という図式になりやすいため、
求められる責任は正社員よりも少なくなります。
正社員は場合により、休日に会社から電話がかかってきたり、
最悪突然の休日出勤という可能性もありますが、フリーターの場合まずないでしょう。
3)気軽に辞めやすい
上記の通り、比較的責任の少ない立場なので、辞める際も比較的に気軽です。
給料が安い、人間関係が悪い、もっと家から通いやすい場所で働きたいなど
フットワーク軽く、次の職場へ移りやすいのはメリットでしょう。
我慢のし過ぎは体に毒なので、万が一合わない場所で働くことになっても回避しやすいです。
それでも辞めさせてくれない会社も中には存在します。その場合は退職代行に頼るのも一つ。
※バックレはやめましょう。最悪、訴訟問題に発展する可能性もあります。
4)なんやかんやで生活できる
家賃や生活費など、ある程度支出を把握した上で、
それなりの勤務時間で働けば、毎月黒字で過ごすこともできます。
「毎日贅沢三昧!」は厳しいかもしれませんが、
一人暮らしでもしっかり管理すれば、生活は可能です。
◆フリーターを続けるデメリット
1)いつ解雇(クビ)になるかの不安が付きまとう
気楽に働きやすい分、雇い主側からすれば何かあった際は、真っ先に切られる立場とも言えます。
最近では感染症の流行で、飲食店などのサービス業が大打撃を受け、
アルバイトの解雇やシフトに入りたくても働けず、収入が激減など
ニュースで見た方も多いのではないでしょうか?
収入が減って家賃が払えない、生活できないなどの不安が常に感じやすい立場です。
2)スキルアップが難しい
フリーターの仕事は基本的に誰でもできる仕事が多いです。
そのため、覚えればすぐに慣れる反面、スキルアップに繋がりにくい側面があります。
若い内は問題を感じにくいでしょう。
しかし、年齢を重ねるごとにじわじわと今後に影響します。
例えば、経営不振を理由にクビになってしまい、次の職を探すとしましょう。
その時の年齢は30代後半。ある程度のスキルや経験が求められる年齢。
その際に「これといったスキルがない方」を雇いたい企業はいくつあるでしょうか。
同じ未経験ならば若い人を採りたいのが企業の心理です(残酷ですが・・)。
仕事が見つからないor割に合わない仕事しかないという状況になる可能性が大いにあります。
3)給料が安い
多くのフリーターは時給制で働いているかと思います。
今の給料と正社員の求人を見た際、どちらが金額が高いですか?
(一部を除き)正社員の給料が高いと感じるのではないでしょうか。
給与が毎月安定している&金額も高い(ボーナスや手当の支給も別にある)というのは
日々の生活・気持ち的にも非常に安定する要素だと思います。
4)ローンが通りづらい
給料が安定していない&金額も高くない収入の場合、ローンは通りづらいです。
将来車や家などを購入したいという方は、ローンが通らない可能性が大いにあります。
正社員で一定の収入があれば、選択肢はかなり広がるでしょう。
将来、結婚などライフステージの変化をされる(または希望している)場合は、
フリーターを続けていると将来の選択肢がかなり絞られてしまうかもしれません。
5)老後の不安
不安定な給料で金額も正社員と比較して、どうしても少なくなってしまうため、
今は良くても、老後はかなり苦労するかもしれません。
いつまで働き続けられるかは、その時にならないと分からないものです。
その際にどれだけ蓄えがあるか、そもそも仕事はあるのかなど不安も多いでしょう。
だからこそ、人生設計をかなり綿密に組まないといけなくなります。
◆フリーターから正社員へ転職するメリット
1)雇用が安定している
倒産や本人の不祥事(余程のレベル)がない限り、まず解雇になることがありません。
倒産の場合、会社都合の退職になるので、失業給付金の支給が早いなどのメリットもあります。
万が一のことが発生しても何かしらのセーフティもあるので、安心です。
当たり前のように仕事を続けられるのはやはり心強いですね。
社会保険料も企業が折半してくれるのも大きなメリット。
2)賞与や昇給がある
仕事の正解や会社からの評価により、賞与・昇給が決まります。
会社により年間でもらえるボーナスは月給(基本給)の6ヶ月以上なども!
仮に月20万円だとしたら、単純に120万円/年!
だいたい年に2回支給の会社が多いので
1回の支給で月20万円+ボーナス60万で計80万円が支給されます。
夢がありますね。いいなボーナス。
3)福利厚生が充実している
賞与や昇給の他、さまざまな福利厚生もあります。
通常の給与に加え、家賃手当などもある企業があるので、
実質の収入が月給+数万円/月になることも。
会社によってはフィットネスが半額以下で利用できるなど、各社求人を見てみると面白いですよ。
4)スキルが身に付く
責任ある仕事を任せられる一方で、それらの経験を積めば相応のスキルが身に付きます。
今まで任せてもらえないような仕事も担当するので、自身の市場価値が上がるでしょう。
市場価値を上げるメリットは主に転職時で発揮されます。
経験者採用で採用されれば、給料・待遇アップに繋がり、
場合によっては年収100万円以上アップも可能です。
また企業から求められる人材ということなので、働き口の選択肢が広がります。
人手不足が騒がれる現代で、有能な人材は企業が放っておきませんからね。
5)長期休みが叶いやすい
業界や職種にもよりますが、特に土日休みの企業は
GWやお盆、年末年始など長期休みが取りやすいです。しかも給料は変らない!
フリーターでも長期休みは可能ですが、時給制でサービス業の場合、給料が激減します。
正社員・サービス業でも時期をずらした長期休みが可能なので、
やはり安心感の違いを感じられるでしょう。
◆フリーターから正社員への転職は難しい?
フリーターから正社員への転職は、年齢が上がるほど難しくなる傾向になります。
転職は経験があった方が良いに越したことはありませんが、
若ければ若いほど(特に20代は)チャンスの時期。
未経験の仕事にもチャレンジしやすい(内定をもらいやすい)です。
詳しい理由は下記にまとめています。
◆良い求人との出会い方
◎色んなサービスを使おう!
特にフリーターから正社員を目指す方には・・
Jobuddy(ジョバディ)というサービスをご紹介。
ポテンシャル採用がメインのため、スキルや職歴に自信がない方でも
チャレンジできるお仕事が豊富です(保有する求人数は3万件以上!)。
また『転職サイトと転職エージェントのいいとこどり!』を強みとしています。
「どういうこと?」と気になった方は、詳細についてJobuddyのリンクからチェックできます。
スカウトサービスという手も
転職と言えば、大手求人サイト、エージェントサービスがよく挙げられます。
ただ少しでも良い企業との出会うためには色々なサービスを使うのがおすすめ。
例えばスカウト型の転職サービスが挙げられます。
<こんな方におすすめ>
- 忙しくて求人を探す時間が取れない
- 自分の市場価値が知りたい
- エージェントをいきなり利用するのはハードルが高いと感じる
スカウトサービスは、最初のプロフィールさえ登録すれば後は待つだけです。
忙しい方にもピッタリ。どんな企業からくるかで自分に合う企業や市場価値も分かります。
またエージェントと最初から積極的に会話をするなどもないので、
プレッシャーも感じにくいでしょう。
◎スカウトサービスの例
具体例を挙げると、スカウト型の転職サービスは【マイナビジョブ20’sスカウト】を紹介します。
こちらは株式会社マイナビワークスが運営するスカウト型転職サービスです。
また20代や第二新卒・フリーターの方向けに特化したサービスとなっています。
<嬉しいポイント>
- プロフィール登録をすれば最短当日にスカウトが届く
- 企業の採用担当から直接スカウトがくる(人材紹介会社からはこないのでスムーズ)
- 選考ステップの短縮(書類選考・一次面接免除)などの特典があることも
未経験OKの求人もあり、他にもキャリアアドバイザーからのアドバイスなどのサービスも。
これが無料で利用できます。
利用している企業の一覧や詳細などは【マイナビジョブ20’sスカウト】または
下記のバナーから確認・登録ができます。
まとめ
今回は「フリーターから正社員への転職。やっぱり難しいの?」について解説しました。
どんな働き方が自分に合うかは、ぶっちゃけ人それぞれです。
でも生活をしていくためには、一定の収入や安定性・将来性も判断基準になるでしょう。
それぞれの特徴を知ることで判断材料も増えるのではないでしょうか。
転職活動は長期戦!着実に情報収集を始めるのがおすすめです。
あなたの就職・転職活動を陰ながら応援しています。ファイト!
コメント