世の中には、さまざまな仕事がある中で、一定数の人気を誇る仕事であるドライバー。
手に職をつけられる点や私生活ではまず運転する機会がないであろう大きなトラック、
多くの時間を自分だけの空間でできる仕事など、多くの魅力があります。
しかし、業界全体の問題・課題があるのも事実。
そこで今回は、物流業界の仕事の一つ。トラックドライバーの仕事について解説。
興味がある方・興味はあるけど、どんな風に仕事を探せば良いか分からない方にも
おすすめの内容となっていますので、参考にしてみてくださいね。
(1)トラックドライバーって何するの?
文字通り、トラックを運転する仕事です。
土砂や機械、化学薬品、コンテナ、食品など運ぶものは、さまざま。
一日に走る距離は、長距離や中距離によって変わりますが、
一日で500km~700km程度を運転します。
500kmって想像つきにくいですが、おおよそ東京~大阪くらいの距離です。
(2)未経験でも挑戦できるの?
結論できます。しかし、業務を行うには資格が必要です。
<必要な資格(一部)>
普通自動車運転免許
いわゆる運転免許。
車両総重量8トン未満までのトラックに乗務できます(法改正前に取得された方)。
ATとMTの2種類がありますが、業界の主流はMTなのでMTの免許を取得するのがおすすめ。
AT限定の方は、可能であれば限定解除でMTに切り換えておくと良いでしょう。
中型自動車運転免許
取得すれば、車両総重量が11トン未満のトラックに乗務できます。
4トン車(中型トラック)の運転に必要な資格です。
既に資格を持っている方は、選べる仕事の幅も広がってくると思います。
大型自動車運転免許
この資格があれば、中型自動車で運転ができない積載量・車両総重量も運べるようになります。
しかし、取得までの条件が21歳以上&3年以上、普通or大型特殊免許を持っていることが条件なのでハードルが上がります。
その分、取得できれば特に必要とされる人材として扱われるでしょう。
ほかにも・・・
玉掛作業者などの資格もありますが、代表的なのは上記3つではないでしょうか。
未経験募集なら普通運転免許さえ持っていれば応募できる会社もあります。
中型以上の免許については会社負担で取れるところも多いので、
転職直後の金銭面で心配な方は、確認してみると良いでしょう。
また業界の人手不足もあり、入社までのハードルはそこまで高くないことも。
入社すれば、お祝い金があったり、また普通車では味わえない運転経験や技術が身に付きます。
さらに今は機械化や自動化も進んでおり、働きやすい環境づくりが進んでいるのも特徴です。
(3)物流・運送業界が抱える問題
2024年問題
業界全体(バスの運転手や軽トラの配送ドライバーなど)の問題です。詳しくは下記。
物流・運送業界の「2024年問題」とは、働き方改革法案によりドライバーの労働時間に上限が課されることで生じる問題の総称のことです。具体的には、ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることで、一人当たりの走行距離が短くなり、長距離でモノが運べなくなると懸念されています。
引用元:docomo business Watch
この問題により今後、運送・物流会社の売上や利益減少、それに伴うドライバーの減少が懸念されています。
もちろん企業もだまっているだけではありません。
人手不足や待遇改善の動きもあるので、求人の内容をよく吟味してみましょう。
(4)トラックドライバーになるメリットは?
人間関係のストレスが少ない
仕事中は一人~二人で働くため、常に同僚がいるオフィスワークとは違い、
人間関係の悩みを抱えるリスクは少ないです。
自分のペースで仕事がしたい方にはピッタリの仕事と言えます。
地理に詳しくなる
長い距離を走るため、運転を通じて地理に詳しくなれます。
私生活や旅行などの移動の場面でも役に立つのではないでしょうか。
また道中の穴場の美味しいご飯屋などを知れるのも、ある意味この仕事ならではのメリット。
運転技術が向上
普通車と違い、大きく小回りが利きにくいため、
扱えるようになれば、細い道や多少の悪路もすいすい進めるほど成長できるでしょう。
特に普段から自家用車を運転する方には、仕事中にお金を稼ぎながら運転技術も磨ける仕事なので
運転好きには嬉しいメリットですね。
走った分だけ稼げる(歩合制)
会社の給与体制にも寄りますが、走った距離の分稼げる歩合制があることも。
頑張った分だけ、しっかり収入に還ってくるのは、大きなやりがいになるでしょう。
(5)仕事のやりがい・大変さ
やりがい
人々がスーパーやコンビニなど、普段買い物ができるのは、
そこに届ける人(ドライバー)がいてくれるから。社会に欠かせない仕事として大きな存在です。
また長距離ドライバーなら様々な景色見て地理に詳しくなったり、
中距離のドライバーなら体力的に無理なく働きやすいなど、自分の価値観に合う働き方が叶えられます。
大変さ
長時間運転するため、運転好きじゃないと大変かもしれませんね。
またトラックで荷物を運ぶだけでなく、
荷物の積み下ろしも業務内容(企業によってはないことも)です。
機械化なども進んでいますが、やはりある程度、体力的に大変な一面もあります。
ただ基本的に一人の空間で仕事をするため、裁量を持って取り組めるのは大きなメリットです。
(6)求人の探し方
大手求人サイトからも探すのも、もちろん手段の一つです。
しかし、今回のように初めから挑戦したい仕事が決まっているならば、
その仕事に特化した求人サイトから探すともっと効率的でしょう。
「でも、その専門サイトを探すのが大変そう・・」
「選び方が分からない・・」
という方に、ここでトラックドライバー特化の求人サイトをご案内します。
(7)ドライバー専門の求人サイトについて
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まとめ
今回はトラックドライバーについて「未経験でもできる?やりがい・大変さは?」を解説。
2024問題など課題を抱えながらも、改善・解決に向けて大きく変化している業界とも言えます。
また人々が生活する上で、物流の存在は欠かせません。
車や運転が好きな方、社会貢献度の高い仕事で胸を張って仕事をしたい方にはおすすめの仕事ではないでしょうか。
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